Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

46歳から始めるエンディングノート - ブログをはじめたきっかけ

人生80年?90年?頑張って100歳以上生きるつもり?昨年、45歳を迎えたとたん、不思議と「自分が死んだ後の世界」を考えるようになりました。

死後の世界

自分がいなくなった後、この部屋の荷物はどうなるんだろう。自分にとっては大事な趣味のものでも、他人から見たらどーでもよいものだよな。日記とか、ノートとか、見られてこっぱずかしものはないかな。

荷物を処分するのに時間がかかったら、息子の仕事に影響でちゃうな。せいぜい、半日あれば処分できる荷物にしておいたほうがいいかな。

自分が死ぬことの「さみしさ」「くやしさ」「こわさ」よりも、死んだ後に息子が楽に「後始末」するためのことを考えるようになりました。*1

人生の折り返し地点

死を意識して生きようとしはじめたとき、あれ?これが折り返し地点ってやつなの?!そう感じました。

自分が死んだ後のことを考えるようになったら、それが人生の折り返し地点

人は必ず死にます。生物の死亡率は100%です。でも、気づいたら死が目前だったというのはイヤです。ちゃんと心理的にも、物理的にも「準備」して天命を全うしたいのです。

かといって、何かを始めるわけじゃない。
かといって、何かを終わらせるわけでもない。
なにをどうしていいのかわからないまま、気づけば1年が過ぎてしまいました。

これ以上、無駄な人生を過ごすのはもったいない。
ちゃんと、死ぬまでのことを考えて生きていこう。
自分も、残された人も、この先をよりよく生きていくために。

死ぬまでをライフデザインするためのエンディングノート

そうだ、エンディングノートを書いていこう。人生の断捨離をしながら、より充実した人生を送ってくために。

f:id:clara-stoopman:20200506083522j:plain

いや、ノートじゃなくて、ブログに書いていこう。生きているうちに、大切な人に見てもらえるように。今までやってきたこと、考えてきたこと、これからやっていくことなどを記録していくために。


これが、私がこのブログを始めたきっかけです。

数あるエンディングノートを参照しました。書店でみつけたほとんどが、相続関係がメインのものでした。

なんだか、そこまで現実的になっているわけではなく。ゆっくり、のんびり、自分のペースで、これからの私の人生と、残される息子の人生をよりよいものにしていきたいわけで。*2

このノートは、「私の人生」「私の持ち物」「もしもの時のお願い」「メッセージ」の4部構成になっています。「私の人生」の章は、渋めの自分史というよりは、卒業文集に掲載するアンケートに近いポップな感じです。

このノートと出会ったことで、またブログと共に人生を楽しんで行こうという気持ちになれたのです。

*1:旦那より後に死ぬことだけを前提に妄想しているのが笑えます。

*2:完全に、旦那より長生きすること前提ですか。

TOP