母の日に思う、母のこと。会いに行けないと思うと余計に会いたくなるものだ。
今週のお題「会いたい人」
わたしは誰に対しても、マメに近況報告をする方ではありません。それは、家族や実家の母に対してもです。普段は音信不通ゆえ「便りがないのが元気な証拠ね」などと言われることもしばしば。
今年は人とのつながりを大切にしよう!マメにLINEやコンタクトを取ろう!と、年始の目標にもしました。でも、わたしは意外とめんどくさい性質なので、LINEを入れるにしてもかなりモヤる。「今送ると運転中かな?」「炊事の真っ最中かな?」「仕事中かな?」だとしたら「気づかずにスルーされちゃうかな?」…結構自分でもこの思考癖はめんどくさいと自覚しています。でも、思考は止まりません。
ならば、「ブログは毎日更新しているから、見てよ、気になる話題だったらコンタクト頂戴よ」的な受け身体制にした方が楽だと思い、ブログのURLを「マメにLINEを入れようと思った人」にお知らせしてみました。(きっかけは、毎日書き続けるためのお目付役という意味が強かったのですが、深層心理は前説なわけで)
意外なことに、母が「わたしも記録をつけたい」と反応し、母のブログを開設することになりました。
無事に5月1日に「はてな村」への住民登録を済ませ、母をセキュリティー付き、合鍵はわたしのみ所有という状態で居住開始させることに成功。スマホのアプリはLINEしか使ったことがない母なので、初回投稿は若干レクチャーが必要となりましたが、翌日から淡々と思い出や近況を綴る母の好奇心と順応性に驚いています。
母が書く記事に対してコメントを入れると、ブログ欄のコメントで返事をしてくれます。まさに、学生時代の交換日記みたいで楽しいです。
楽しいだけでなく、切ないこともあります。近所の空き家状況や、畑仕事が体力的にキツくなってきたなどを知ると、実家を離れて上京していることを心苦しく思ってしまうことも。
ならば、今すぐ会社を辞めてUターンしますか?と言われれば、そうもいかない。母も大事だが、いまの生活も大事なわけで。
せっかくの連休だったのに、帰省できなかったことが寂しく思えてしまうわけで。こんなご時世でなければ、故郷の桜を一緒に観に行ったり、過去の旅の思い出を一緒に記事にしては、お土産品などを断捨離したりするのになーなどと、見えない敵のことを恨んでみたりしてもしょうがないのですが、ちょっと思ってしまいます。
こんな風にブログに綴ったところで、贈り物をジャストタイムで送れないダメ娘なんですけどね。あいかわらずです。
しまった!
— わたなべあちこ (@clara_stoopman) 2020年5月9日
明日は #母の日 だ
作りかけのクッションカバー的なものがあるのだけれど、あとモチーフ4枚分の材料が調達できずに放置プレイ#母の日プレゼント には間に合いそうにないなぁ…(遠い目) pic.twitter.com/jMbL1bPz2H
去年までは、帰省は「チケット取るのが大変」「新幹線の乗車時間が長い」「帰省したとて、自分の車がないから不便」などとネガティブなことに焦点を当ててしまい、交通費さえ貯金できないカツカツ生活なこともあり、疎遠になりがちでした。
ことしは、はてなブログ開始+帰るに帰れないご時世の相乗効果で、会いたくて会いたくて震えてしまいます。
ありがたいことに、勤務先は「完全テレワーク対応」「介護休暇あり」です。
母には、心配しないで、好きなことを楽しんで、日々の記録をブログに残して欲しいなと思う今日この頃です。
今週のお題「会いたい人」