家族として愛犬たちがいたことは、やっぱり今でも楽しい思い出。
うち子自慢!みたいな写真になりますが、ほぼうち子自慢です。
2005年10月1日生まれの雑種犬です。6匹兄弟の末娘として生まれました。(生まれた順番は分かりませんが、体の大きさが1番小さかったので末娘ということにしています)
真っ白な毛色が自慢で、すくすく育つとあの有名なお父さんに似ていなくもなく、散歩しているとよく「お父さんみたい」と声をかけられたものです。
生まれた翌年の冬は、庭の塀の高さまで雪が積もる大雪となりました。積雪のことを忘れて、うっかりトイレのために庭に離してしまい、親子みんなで大冒険へ!家族て大雪の中を大捜索!運悪く交通事故に遭ってしまったようで、近所の方が保護して下さっていました、その後、耳が聞こえないのではないか、ということに気づきました。事故のせいなのかは、不明です。
白黒チームに分かれて散歩したり、4匹同時に散歩に出かけたり、最後2匹になるまでは大賑わいでした。
耳が聞こえないせいか、犬一倍臆病で、でもどこか「したたか」だったりします。甘え上手で、ちょっとあざと女子っぽい所もあるのですが、耳の遠いお婆ちゃんっぽい反応をすることもあり、うっかり微笑ましく思ってしまうこともありました。
2015年の夏、お母さん犬に先立たれてしまいました。その後、私たち家族の事情もあり、実家で預かってもらうことになったのですが、繊細な子ゆえにとっても心細かったんだと思います。
後ろ足の皮膚が痛々しくなり通院、手術をするしないの大事になりました。
翌年2016年のゴールデンウィークに帰省をした時に久々に会いました。本当のお婆ちゃんのようになってしまって、切なくて、一緒に上京できないことが悔しくて、悲しくて、申し訳なくて、心の中で謝ってばっかり。
「おいで」とジェスチャーすると、ゆっくりと起き上がり近づいてきてくれるのが嬉しくて、可愛くて、愛おしくて。
あれから4年。
今日は命日だったので、ちょっとしんみりです。