緊急事態宣言解除されたら、すぐにでも会いに行きたい!〜箱根登山鉄道 ツリカケ サンナナ
今週のお題「遠くへ行きたい」
おうち大好きのわたしでも、3ヶ月も在宅勤務が続くとどこかに旅に出かけたくなるってもんで。っつか、寅さんのような気ままな旅人になろうと思ってるんだから、当然旅も好きなわけで。
昨年6月、母と箱根に旅行に行きました。その時、露天風呂から見える富士山に魅了され、頑張ってる自分にご褒美のため毎年こよう!と心に誓ったものです。今年のこんな状況下では、残念なことに計画を立てることすら二の足踏んでしまいます。
先日、ひょんなことから、昨年旅した時の写真を使うことになりました。
#キスの日 3連発 その3
— わたなべあちこ (@clara_stoopman) 2020年5月23日
ベロチュー pic.twitter.com/XFMjHd33gz
旅とは全然関係のない「キスの日」に便乗してTwitterに投稿したものです。
昔、新幹線の車両連結部分の写真撮影していたときに、小さな子供が「チューしてるよー」と指差している姿がとっても印象に残っており、キスと言ったらこれだろ!と手持ちの車両連結を3枚投稿しました。そのうちの1枚です。
車両連結をキスに例え、連結部分のステップがベロを出してるようだと言いたいのですが、伝わりますかね?
昨年、たまたま箱根に行こうということになり、たまたま行ってみたところ、出会ってしまった箱根登山鉄道。
しかも、引退車両のお祭りモード!ツリカケ サンナナ(103-107のコンビだからサンナナ)の車両の可愛さと、引退される愛おしさが相まって、時々入る鉄子スイッチがオンしてしまいました。
6月に行くなら「紫陽花がみたいわね」ということだったのですが、わたしの休みが紫陽花の時期にはちょっと早い時期しかとれず、紫陽花列車には乗れませんでした。あの時はちょうど、噴火レベルが引き上がり、入山規制がかかっていて黒卵も食べれなかったんですよね。
たまたま乗った電車がツリカケ サンナナで、レトロ好きのわたしはその車体の魅力に大興奮!ツリカケと呼ばれる由来は、その後調べて分かったのですが、吊り掛け駆動方式から付けられた愛称だそうで。簡単にいうと、車軸と車体枠の間にモーターが吊り掛けられてることらしいです。詳しく知りたい方はGoogle先生に聞いてください。吊り掛け駆動方式 - Wikipedia
吊り掛け駆動の魅力は音にあると、乗ってすぐにわかりましたよ。独特のモーター音、登り坂のうねり音。せっかくのガイド用の車内放送が聞こえないぐらいで、母と思わず笑ってしまったぐらいです。でも、おじいちゃん電車「俺だってまだまだ現役で走れるってもんよ」と叫びながら走ってるような気がして、切なくて愛おしくてほっこりホロリとなりつつ。
公式の車両紹介ページで動画が見られるのですが、素敵な動画になっておりあまり「音」にはヒューチャーされておりません。残念っ。他で例えるならば、路面電車の音の、もうちょっとギバってる感じの音です。なんせ箱根「登山」鉄道ですから。登ってますから。
絶対にどこかのマニアがアップしてくれているはず!とYouTubeで探しまくったら、いましたー!音マニア、音フェチ万歳!音マニア向けの動画をアップくださってる方がいて感謝です。夜間走行ゆえ、景色は見えず、乗客も見えず…それがまた音に集中できるからありがたい!!
作業用BGMにいいですねー。おじいちゃん、頑張ってますねー。
その後、おじいちゃんの引退式はどうなったんだろうと気になり調査!
2019年7月19日 神奈川新聞「1世紀お疲れ様 箱根登山鉄道モハ1形がラストラン」
https://www.kanaloco.jp/article/entry-182968.html
なんか、引退式というよりは、子どもの卒業式を見てる気分になるのが不思議。おじいちゃんなはずなのに。
そのおじいちゃんですが、リタイヤなんてするもんか!と現在こちらでセミリタイヤ中。サンナナのナナ爺の方です。
幾つになっても自分のペースで働く人は魅力的です。資産運用なんかで悠々自適している人よりずっと素敵!
しばらく泊まりの旅行は無理かもしれないけど(コロナのため収入減ゆえ)、日帰りでおじいちゃんに会いに行こうと思います。お隣、神奈川なのでそんな遠くはないけれど…
今週のお題「遠くへ行きたい」なのでした。