くららはつらいよ

人生と言う名の旅の記録、エンディングノートのような日記です。

夏と天パと男と女 夏のシャワー時の不快を解決する勇者を仲間に加えた

お題「これ買いました」

 仕事から帰宅した息子が、パンイチになりボディーシートで全身を拭いている。急に気温が上がり、外作業のバイトではさぞかし辛かったのだろう。気づけば2、3枚使っており「そこまでするならシャワー浴びた方が早いのでは?」と提案する。一瞬明るい表情を見せた彼だが「それもそうなのだが…」と言って口ごもる。

 我が家は天然パーマの遺伝子が先祖代々受け継がれている。彼の直近の血縁を辿っていくと、母親であるわたし、わたしの父、そして、おそらく祖父。おそらくというのは、わたしは祖父の坊主頭しか知らないからである。祖母は猫っ毛ではあったが直毛であった。つまり消去法で、父方のどちらが天然パーマだったかと言われれば祖父でしかないのである。

 天パが風呂嫌いになる理由は、男女問わず “ 髪の毛を乾かすこと ” に原因があると思われる。そこでもう一度提案し直す。「髪の毛は洗わず、体だけ洗えばいいじゃない」すかさず彼は反応する。「そうなんだけど、首まで洗ったら、顔・頭って行きたくなるじゃないっすか」そう言って、5枚目のシートを手にする。

 「どうせ、明日も休みなんだから洗い晒しとか、ドライヤーだけとかでいいじゃない?」3度目の提案をするには遅すぎるタイミングだが「シャワー浴びた方が早いのでは問題」から「髪の毛を乾かすのに時間がかかる問題」へと主題を変えたかった。

 息子は長髪ではない。耳にかかる程度の長さ、前髪も眉毛は見えないが、目は見える程度の長さである。自粛中、行きつけの美容院が店を閉じていたので若干伸び気味ではあるものの、長髪の属性には程遠い。

 それなのに、乾かすのに時間がかかるのは、ドライヤーをかけた後に、ヘアアイロンをするからである。あとは寝るだけという時間でも必ずアイロンをかける。それは10代20代の頃に多く見られる “ 常にベストを保ちたい病 ” ではなく、アイロンをかけずに寝ると翌朝のアイロン時間が倍になる、もしくは不可能になりかねないから。縮毛に詳しい人なら察してくれると思うが、矯正された状態に寝癖がついた髪の毛を矯正することは容易いが、矯正されていない状態に寝癖がついた髪の毛を矯正するのは至難の技なのだ。

 結局、彼はシャワーを浴びることなく、水道代とボディーシート代、どっちが経済的なんだろう?と思うほどの量を消費した。それでも、トータル的にはシャワーを浴びるより断然時間短縮になったという、満足気な涼しい顔をしてベットに横たわる。

 その様子を見たわたしは、まもなく訪れる「あれ?シャワー浴びたのに髪の毛乾かすだけでまた汗かいちゃった問題が発生する夏」を恐れた。

 そしておもむろにスマホを取り出し、去年の夏以来ずーっと欲しいと思っていたものを、ネットでポチった。

 

どうってことのない卓上扇風機である。

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掌サイズでそんなに大きくはない。iPad Pro11インチと並べてもこんなだ。

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駆動は、充電式。USB接続でも使える。

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切り替えは4段階、1と2ではほぼ無音で、つけていることを忘れるくらいである。

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ライトも付くので、停電時でも助かる仕様だ。

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しかも、ポールに挟めるクリップ式

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さらにS字フックで吊り下げ可能だからアウトドアでも活躍可能だ

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文句なしなのは、ネジ(別売)で壁に固定することができる優れもの

 

 ダイニングキッチンにしかエアコンがないので、わたしのデスク周りと脱衣所に欲しいと思ったが、試しに一体のみ購入した。届いてみると、1台で十分なことに気づく。充電しておけば、いつでも脱衣所に持っていき、洗面台横のワイヤーネットにひっかけ稼働させることができる。そのことを、息子に報告・打診してみる。

 「俺のデスク周りにも欲しい」自分のものは自分で買えよと思ったが、各々シャワーを浴びるときに、自分の卓上から脱衣所に持っていけば、無駄な争い事を避けられそうな気がしたので、結局追加購入することにした。

 2台あれば、突然の停電時にも十分な備えとなることを期待して。

お題「これ買いました」