くららはつらいよ

わたしの歩いてきた人生の旅路と、これから歩いていく旅路

コロナの影響を受けた息子の顛末は、横風吹かれてどこへ行く?

 「アシンメトリー

 巷でウワサのアシンメトリー。スカートやトップスをはじめとしたファッションだけではなく、ネイルや楽曲までチヤホヤ。

 わたしは上手に言えずに「ア”ン“シンメ“ン”トリー」とか、「ア“ン”シメ“ン”トリー」とか、余計なところに “ ン ” を入れようとする傾向がある。昔、姑が「ウンチ」を「ウンチン」と言っているのを聞いて、心の中でボロクソ笑っていたので呪われたんだと思う。

 息子に「なぜ “ ン ” を入れたがる!」と指摘されて検索する。「アシンメ“ン”トリー」あぁ、違う違う、ほらまた余計なところに “ ン ” を入れてしまう。ちなみにわたしは「うんこ」派である。しかも、ほぼ50音を網羅できる「ンコ」は言葉界の神であると思っている。あんこ、いんこ、うんこ…

 

 朝から失礼・・・。

 

 なぜ、左右非対称を示す「アシンメトリー」を検索することになったのかというと、息子のヘアスタイルが先日よりアシンメトリーになったからである。まだ売れてない芸人の息子は、ノンスタイル井上さんがコロナの影響でアシンメトリーを卒業せざるを得なかったから、そのアシメ意思を引き継いだのかもしれない。

 

 そんなわけはなく。

 

 ことの発端は、相方の提案に始まる。角刈りを売りにしてきた相方だったが、自粛中に伸び放題となり「せっかく伸びたからカリスマ美容院に切ってもらいたい」とのことだった。角刈りキャラを卒業して、イケメンキャラになりたかったらしい。ならばネタついでに俺もとなったのだろう。カリスマ美容院を探し、その店のカリスマ代表を指名した。オーダーは「アシンメトリー

 代表は「おぉーっ!!!」とテンションを上げ、手の空いているアシスタントに店内中のカタログを集めさせ、どのアシンメントリーにする?とワイのワイのと大騒ぎしたそうだ。普段、近所のご夫婦で営む美容室に通っている息子は、さぞかし辱めを受けたに違いない。

 

 ドライヤー担当、アイロン担当、襟足のバリカン担当と3人がかりで仕上げたアシンメトリーは、イケメンではなく「コロナ太りの下膨れ餅太郎、横風吹かれてどこへ行く?」。どことなくノンスタ井上さんに似てもなくない状態なのである。せめて、太っていた頃の堂本さんに近づいていたら、相方と二人でイケメンコンビ芸人として名を馳せることもできたかもしれない。残念である。そして、ザンゲする。イケメンの血筋に産むことができず、ただただ申し訳ないと。

 

 ツーブロック前髪片側ちょい長めのアシンメトリー。目を細めて斜め45度後ろから見ると韓国俳優にも見えなくはないのだが、どうしても「下膨れ持ち太郎、横風吹かれてどこへ行く?」でしかないのである。せめて、ノンスタ井上さんの知名度をあやかることができたらいいのに。そんな思いで、わたしのポニーテールもそっとサイドポニーテールにして、親子で横風吹かれてさすらうことにした。

 

 残念ながら、写真撮影の許可を取るのでさえ忍びない状態となり、テキストのみの更新となることをご了承下さい。