Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

朝活しようと思ったらまず早起きせねばなりません。

 今よりもう少しだけ早起きして、朝に生産性のあることをしたいなと思った先日。休業日を利用して朝活参考書を読み漁りました。欲しかった情報は「どうしたら朝早くから活動できるようになるのか」ということ。

 正直、企業トップは早起きがどーのこーの、成功者は早起きしてナントカカントカの情報はいらないの。だって、企業トップになりたいわけでもないし、成功者になりたいわけでもないから。

 老婆心たっぷりの、レム睡眠がドッタラコッタラ、セレトニン云々、早起きは体に良いのもいらないの。だってもう知ってるから。散々聞き飽きたわけよ。頭デッカチよ。耳タコマーチなわけよ。たくさんソレ系の本を読んで、ようやく6時前後に目覚ましなしで起きれるようになってますから。

 でもね読み漁った本の中に、なるほど!ガッテン!へぇ×100プッシュ!的な情報が一つありました。朝苦手な人、起きれない人は低血圧と思っていたのですが、そうではなく、不規則な睡眠による時差ボケ状態だというのです。「わたし、低血圧だから…」なんていうと儚げで陰りのある女性チックで、それはそれで好む方もいらっしゃるのでしょうが、あまり健全ではないイメージ。「わたしちょっと今忙しくって、時差ぼけなのよね」っていうとなんか能動的惰眠というか、スタイリッシュサボタージュ的な朝時間になるわよ、奥さん。

 まぁ、起きれないことに変わりはないのですが。だから朝起きれない人は、起きる時間を意識するのではなくって、寝る時間を一定にすることを意識するといいらしいわよ。もっとこれ、早く知りたかったよ。

 話はそれますが、早起き健康とセットでくっついてくるテーマが「朝食」です。わたしは高校生の頃から朝ごはんなしで生きてきました。するとけっこう「1日3食たべないと不健康よ!」的なことを言われます。でも、これも、鼻穴膨らませたドヤ顔できる情報をゲットしました。

 古く人々は「1日2食」の生活を送っていました。ところが、電気を発明したエジソンさんが、電球を売るためには薄暗い朝から活動させる必要がある、ならば「1日3食メリット」のフェイクニュースを流してみんなを朝型人間にしてしまえ!という、電球宣伝のコピーライティング的な情報だったそうです。ほら、平賀源内の土用のうなぎ、製菓会社の2月14日、粉ミルク産業の1歳断乳神話(フォローアップミルクを売るための戦略)。情報に踊らされ、世の常識ってこうやって生まれて行くものなのですね。恐ろしい。

 「こんな仕事朝飯前さ!」こんなセリフは、実は例えでなくて本当のことで、仕事は空腹のうちにさっさとすませた方が効率が良くなるそうです。早起きして活動した後でやってくる空腹感!朝起きて食欲もないのに胃に流し込む食事より全然健康的!。ブランチに似た時間帯に朝食を食べ、そこからさらに活動して、空腹を感じて食べる頃にはもう、夕方目前。ちょっと遅めのおやつ?夕食にはすげー早くね?という時間に夕飯を食べ、明日の準備、その後は余暇を過ごして小腹が空いたら軽く消化の良いものをつまむ。そこに適度なお酒があったらもう理想やないのー!

 多くの企業がフレックスタイム制を導入しても、昼休憩を12時−13時に固定する意味がわかりません!

 

 話を早起きに戻します。

 現在わたしは早くに目覚めることはできているのです。「6時前後には目覚めているけれど、布団の中でダラダラ過ごして起床時間は大体7時過ぎ」という日々が多いです。二度寝は、体調によってですがほとんどしません。そのロスタイム1時間を使って生産性のあることをしたい。日記とかブログとか勉強とか。さらには欲張って1時間を2時間に増やしたい。そのためにはどうしたら良いのか?その情報が知りたいわけですよ。

 

 

そんなん意識の問題やん

 

 人間、意識を持ったところで簡単に行動ができない生き物ですよね?なぜ人はタバコをやめたいと思ってもやめれず禁煙外来なんてものができているの?女性は痩せたいと言いながらもご褒美にスイーツを食べて自己嫌悪に陥るの?痩せ薬を飲みながらガツガツご飯を食べちゃうの?意識がないとか、意志が弱いからで片付けないでくださいよ。

 その意識をどうやって「朝早く起きて活動する」に持って行くか、その意識をどうやって行動に移すのか、どうやって継続して行くのか知りたい。そう思って日がな一日、朝活系の本を読んだのです。

 

 さーて、来週のくららさんは「くらら、朝活始めるってよ」「くらら、納得の3冊と出会う」「あんなに読んだのに手に入れたことはたった一つだったよ」の3本です。来週もまた見てくださいねー、じゃーん、けーん、ぽーん!

TOP