「思考がすべて」ということを教えてくれた映画「インターステラー」
担当業務が増え、慣れない、理解できない、そんな自分に悔し涙を流す日々ですが、それでも学ぶ事が楽しくてついつい仕事中毒状態になりつつ、とうとう心を亡くす状態になりました。俗にいう「忙しい」という意味合いなのですが、文面通りの意味合いに受け取った人が、メンタルを壊していると心配してくださるので、表現には気をつけたいと思う今日この頃です。(なんか忙しいっていうと心だけでなくなにもかも亡くしてしまいそうでイヤなのです)
そんな多忙の中、ツイッターのフォロワーさんから得た映画情報が、なんとも自分にこんなに影響を及ぼすのかと驚きと感謝が溢れております。ゆっくりできるようになったら好きなことしまくろう!映画もたくさん観ようと思っていたのですが、必要な情報というのは不思議とどんな状況下でも見たくなるものなのですね。
先日の映画「天気の子」を見て「帰りたい」と謎の呟きをしたわたしですが、その答えを映画「インターステラー」を見て得るという体験をしました。
随分前に、ひよこランドのひよこ王子の感想文を読んで、宇宙モノが単純に好きなわたしは、後でじっくり観ようと思っていました。記事はちゃんと読んだつもりだったのですが、思い込み大魔神のわたくし、スターウォーズ、猿の惑星を超える作品はないと決め付けていたし、アルマゲドンとか、ディープインパクトとかの設定焼き増し作品の上等モノと思っていたのです。(大変失礼!)
ところが・・・
「インターステラー」(吹替版)をPrime Videoで観たよ
— わたなべあちこ (@clara_stoopman) 2020年9月11日
科学と映像の進歩と共にSFもここまで進化するとは!ワクワクした
「宇宙の法則」「見えない力」寄りのストーリーと仮説に過ぎない量子科学的な空論が織りなすスペースファンタジー!愛って何かね?がテーマ
面白かった! https://t.co/3s14HWs8SA
これは、SFが好きじゃない人にも見てもらいたい映画です。なぜならば、宇宙の法則(高次の自分とか引き寄せの法則とかそんなやつ)につながるお話だからです。
これ、ひよこ王子も文末にちゃんと書いていたのに、思い込みでスルーしてしまってました。
「未知とのコンタクト」という要素では「高次元の存在」を持ってきている所にワクワクで、それに伴う「時間」という物差しから生じるドラマ。いや、あのシーンは泣ける・・。
いまさら『インターステラー』を観た。 - カラーひよこのブログ
気付けよ自分!見ている途中で、アルマゲドンやバックトゥザヒューチャー、ドラえもんなんかの曲を脳内で再生しながら見てしまったよ。
「高次元の存在」という表現ではありますが、スピリチュアル業界で有名なカタカナのお名前がついた宇宙人(存在)が出てくるわけでもなく、高次元の存在が説教やら説法じみたことを発するわけではありませんのでご安心を。
次元を超えて、親子で気づきを得る物語なのです。
ちょっと話はそれますが、昔、ある神社をお参りしたときに、御神体として祀られている神鏡に自分が写ってびっくりしたことがあります。自分の容姿が酷くて驚いたのではなく、そこに写っていた自分が、自分が思っていた自分と違っていたからびっくりしたわけです。
そしてある人が言いました。神さまって自分の中におんねん、鏡見てみー?写ってるもんから我(が)を取り除いたら神様やねん。・・・か が み・・・駄洒落かよっ!
笑ってやり過ごしてしまいましたが、心理学や脳科学や量子学など学ぶうちに見えてきたのは、この世の中は自分が思った通りの世界を自分が選んで作り上げているということ。
スピリチュアル女子がこぞっていう「引き寄せー」なんて、ちゃんちゃらおかしい!引き寄せるんじゃないのよ、自分の世界は自分のチカラで作ってるんだって思ったら、なんだかすーっと入ってきたわけで。
別に「わたしが神様です」なんてドリフのコントのようなやりとりをしたいわけでなく、自分も宇宙の片隅に存在するエネルギーであることを自覚したら、とっても楽になり幸せを感じることができたのです。
時間という概念も、光を通さなければ見えない物質も、もやもやした感情や、キラキラした感情もすべて人間が作り出したモノに過ぎないわけで。光のない宇宙空間では、思いがすべてになるのです。
思えば叶う。「思考」「意識」というエネルギーがモノをも動かす。
信じるべきものは、偶像的な神様や宇宙人(存在)ではなく、自分自身だってこと、強く思い(信じ)続けてる人には高次元の存在(エネルギー)はそっと助けをしてくれるって、そんなことを科学的な側面から教えてくれる作品なのです。
そして、ひよこ王子が泣いたと思われるシーンですが、心のどこかで許したいと無意識に思い続けている存在がある人は泣けるのかもしれません。
ー帰りたい
映画「天気の子」を観てそう呟いたのは、故郷の宇宙へ帰って疲れたエネルギーを充電したかったんだと思います。これからは、自分のためじゃないことや、そこに愛がないことにエネルギーをすり減らすことをやめようと思います。
さすが、アカデミー賞ほか、多数受賞作品。今更の鑑賞でした。全米が泣いたという作品より、こういうじんわり気づかせてくれる作品のほうが好き。
映画『インターステラー』特別予告 2020年9月4日(金)IMAX®にて緊急公開【2週間限定】
・・・吹き替えと字幕の翻訳を比べるのが密かに好き。