北風と太陽
今日の予報は晴れ。予想最高気温は27度。
朝目覚めてすぐに、東向きの玄関を開放し、朝空写真を撮影しながら日向ぼっこを楽しむ。ひんやりとした空気と太陽の熱が心地よい。
久々の絶好の洗濯日和である。そう張り切って洗濯したものの、いざ干し出すと、我が家の西向きのベランダは北風がひんやりと吹き込み、今の季節は絶望的に半日以上日が当たらない。冬になると一瞬たりとも日が入らない日が数日続くことになる。テンションが上がって洗濯をしてみたものの、この有様に気持ちが萎える。
東向きの息子の部屋は、少しだけモワッと暑さを感じると言うのに、西向きのリビング兼わたしの部屋は北風ひんやりと肌寒い。
ダイニングキッチンの窓辺に設置している部屋干し用のポールを息子の部屋にも設置して、秋分から春分にかけては息子の部屋に洗濯物を干そうかなと検討し始める。
数千円の出費となるが、引越してきた当初はそれぞれの部屋にポールを設置して、それぞれが洗濯してそれぞれが洗濯を干すつもりだったのである、購入時期がずれたと思えばいい。
ただ、当時は独立精神旺盛の19歳の息子も、今では便利なものなら親でも使え精神真っ盛りの23歳。打診したところで、自分の部屋に生活感たっぷりの洗濯干しポールを設置することを拒否するであろう。
日照問題と湿度が高い日の臭い問題がなければ、永遠に住んでいたいと思えるほどお気に入りの部屋なのだが・・・
毎年、冬になると決まって言うセリフがある。
「東京は冬でも洗濯ものやお布団が外に干せるから好き!でもこの部屋は冬になるとお日様パワーが届かない!!次の住処は絶対東南角部屋のマンションにする!!!」
理想は、東南角部屋5階の女。
東京だと2階じゃダメなんです。(都内戸建ての家は3階建てが多いから)