2020年、仕事用デスクの変化
先日、写真で2020年を振り返ってみたばかりですが、お題が出ていたので、別の視点で2020年を振り返ってみようと思います。
題して「2020年、わたしの仕事用机の変化」です。
コロナが日本に上陸してほどなくの2020年3月、勤務先からはすぐに在宅勤務要請が出ました。海外勤務社員の多い会社なので、普段からリモートワークの環境は整っており、貸し出しPCのアカウント設定のみとスムーズでした。
自宅の環境は、簡易的に対応して、当初はこんなに深刻に長引くと思っていなかったので、念願の在宅ワーク状態に心を躍らせたりもしました。
44平米6畳2間(1つは息子の部屋)&6畳のダイニングキッチンと手狭なマンション。もちろん書斎デスクのようなものはありません。あるのは、本来子供向けのものなのですが、写真のような作業用のプチ机が付いた本棚ぐらいです。
ちょうど、本やモロモロの断捨離を済ませた後だったので、最下段の青い引き出しを押し入れに格納し、常時机部分を出した状態でブログを書いたり、リズムゲームをする場所に使っていた様子がこちらです。
仕事はデータベース、エクセルファイル、PDFファイルを多用する業務なので、ノートPCの小さな画面では効率が悪く、21インチのテレビをモニター代わりにし、2画面仕様へ。折り畳みのテーブルを利用して、なんとなく業務用とプライベート用とスペースを分けていました。
最初のうちは、長期戦になると思わず、お手軽仕様でした。
終業と同時にPCをバッグにイチイチしまい、小さいなりにもきっちりオンオフを分けていました。
それが、徐々に業務モードが優勢になり、とうとう本棚がある奥の1畳半のスペースは、「職場」と感じるようになってしまいました。休みの日は、一切本棚近辺には近づかず、手前の椅子や折りたたみベッドのソファーで過ごすようになります。
会社から借りているPC(いずれは返すPC)という意識が強かったのと、PC周辺が職場に感じるマジックにかかっていたので、PCは出しっぱなしでも、仕事以外で使うことはありませんでした。
プライべート用に膝上クッションデスクを購入しました。動画を見たり、ブログを書いたり、読書をしたり、ご飯も食べることができ、案外膝上オンリーなのに充実でるものです。
当たり前ですが、子供用の本棚デスクは大人には低いので、8時間以上も毎日座っていると、徐々に猫背に拍車がかかり肩こりに悩まされます。
冬になると冷えも加わり、我慢の限界が来ました。息子に打診をして、息子が使っていた書斎机を、お下がりにもらいました。(息子へは新しい背の高いデスクを購入)
わたしは、唯一の癒しタイム「夕空が見れるポジション」をキープしたく、低い座位置をキープです。
これが、背の高いデスクと椅子になると、窓から見えるのは空ではなく、近隣の窓になってしまうのです。
のちに、大切なのは「空ポジションキープ」ではなく、「正しい姿勢キープ」だということを思い知らされることになるのですが。
8時間もパソコンに向かっていると、座椅子だろうとなんだろうと、脚がむくみ、関節ははカチコチ、背中はパンパンになってしまいます。トイレ休憩や気分転換に「立ち上がる」のがしんどくなり、悪循環です。
それでも夏ころはまだ早朝散歩をしていたので、どうにか運動不足が解消できていたのですが、秋になり徐々に寒くなると体のこわばりは悪化するばかりです。
とうとう息子に相談して机を新調してしました。正確には息子に新しく背の高い机を購入し、前回買った机をお下がりしてもらったのです。息子も前回新しくしたのはよいが、自分の生活スタイルとスペースに合わない部分が出てきたとのことで、若干妥協していたようなので。
狭い6畳間なので、デスク用チェアを導入すると圧迫感から狭く感じるような気がして随分と悩みました。でも、以前にバランスボールを椅子代わりにしていたことを思い出し、白いバランスボールを購入。
今まで使っていた書斎机と座椅子は、手前のベッドサイドに移動し、ベッドのサイドテーブルとして使用し、反対側には座椅子を置きくつろぎ作業スペースとしても兼用しています。
結局デスク2個を6畳に置くことになったので、スペース確保のため潔く不要なものは処分し、すっきりさせました。
余計なものがなくなったことと、折りたたみのテーブルが出しっぱなしにならなくなった分、逆に広く感じています。
今ではリモート業務にも慣れ、できるだけ会社のものを置きたくない一心で、紙書類をほぼ撤廃。1バインダーのみの紙類とノートPCだけが職場のものです。
しかも、貸し出し用のPCは返却し、自分用にノートPCを購入してもらったので、あんなに毛嫌いしていたPC周辺が職場という感覚も薄れ、オンもオフもバランスボールの上で過ごせるようになっています。
一気に変化させることはできませんでしたが、2020年は場所にとらわれない働き方への第一歩前進!となった1年でした。
おそらくコロナが収束したあとも、リモートワークは続くと思われるので、今後は時間にとらわれない働き方を導入していきたいです。
じゃっ!