これからの、健康寿命を延ばすための嗜み「散歩」
この1年間、44平米の自宅と3分以内圏内で生活をして、まんまとコロナ太りという新たな生活習慣病になったくららねこぜまんです。
あれこれ不調はあるものの、薬は副作用がつらいので避けたい。何かコスパが良く、体にいい嗜み事はないかなと思っていたところ、散歩という答えにたどり着きました。
散歩で得られる14のこと
- 骨粗鬆層・骨折を防げる
- 老化防止になる
- 風邪予防になる
- がん予防になる
- あらゆる過敏症対策になる
- 腸内環境が変わる
- 脳が変わる
- 認知症予防になる
- うつ病予防になる
- 不眠症予防になる
- 頭が良くなる
- クリエイティブなスイッチが入る
- 健康寿命が延びる
- ご機嫌で若々しくいられる
難しいことは端折りますが、歩くことで様々な刺激を全身が受け、脳内ホルモンや腸内環境、自律神経が整い、自然治癒力や免疫力がアップ。あらゆる病の予防や改善につながるだけでなく、脳のパフォーマンスも上がる。総じて、散歩は人生を変えることができるというわけなのです。
正しい歩き方
正しい姿勢
- 丹田を意識=下腹をしたから持ち上げるように引き締める
- 肩甲骨を意識=胸を開いて肩甲骨を寄せるように
- 骨盤を意識=骨盤を前傾させる
- 体軸を意識=頭頂部をひもで引き上げられるように背筋を伸ばす
- かかとを意識=かかとから着地をしたら、足の上に上半身を乗せて重心移動
- 歩幅を意識=歩幅はできるだけ広めに
わかりやすく言うならば、モデル歩きをイメージです。男性なら自衛隊の徒歩行進。
頭頂部に天から一本の糸が吊られているようなイメージです。
歩行速度
「歌は歌えないけれど、隣の人と笑って話ができるくらいのスピード負荷」
のんびり歩いてはあまり効果がありません。適度に負荷が必要ですが、ジョギングなどの強度の負荷は逆効果です。
ノルディックウォーク(両手にポールをもって歩く)は、自然と肩甲骨を動かせて、普通に歩くよりもエネルギー消費が増えるそうです。ジョギングコースなどでチャレンジしてもよいかも。
頭を使って歩く
さらに脳に刺激を与えることで、認知症予防&脳の機能アップ。
- 計算しながら歩く
- しりとりをしながら歩く
- 川柳(5・7・5)を考えながら歩く
- 創作やアイディアを考えながら歩く
計算は「車のナンバー計算」がベストかも。「53-13」引き算だけでなく、足し算や掛け算にアレンジしてもOK。
外を移動して歩くことが重要
ついつい出不精な私は「ルームランナー」を購入しようと考えてしまいますが、外を移動して歩くことが脳の活性化のカギです。
街のにおいを嗅ぎ、風に触れ、音を聞き、色を感じる。そして訪れた先で味わうおいしいお茶や軽食。
移動することで五感すべてが刺激されます。脳を若く保つためには外を移動して、新しい刺激を与え続けることが大切なのです。
散歩を快適に楽しむためのアイテム
靴
靴底のクッション性が、関節の負荷を軽減してくれます。
散歩用の靴選びのポイント。
- 土踏まずのアーチLINE
- かかとのカーブ
- 横幅
- つま先
- 足の甲の圧迫感
- くるぶしが当たらないかどうか
外反母趾、偏平足、O脚などの足のトラブルを抱えている人は、症状に対応するためのインソールをオーダーメイドできる整形外来(靴外来)※保険摘要可能もありを利用するとよいかも。
手ぶら対策
片手にカバンを持って歩くと、重心が偏るだけでなく、肩甲骨を意識して歩くことができません。手ぶら状態がベストです。
ポケットの多い上着や衣類をチョイスするか、リュックタイプのカバンをチョイスです。荷物はできるだけ少なく。スマホ一台あれば、お財布もカメラも、手帳、音楽プレイヤーや本もいりません。
紫外線対策
帽子、サンバイザー、サングラスがあると便利ですが、それさえ煩わしい場合は紫外線の少ない早朝散歩がベスト。夏は熱中症対策にも早朝がよいですね。地下の場合は雨対策にもなります。
将来の目標は松尾芭蕉
江戸時代の庶民は1日8万歩歩いていたそうです。現代人は推奨されている1万歩を歩くのも難しいくらいなのに。
江戸の旅人と言えば、松尾さん。46歳の時に東北・北陸の旅程2400kmを150日間かけて歩いて旅し、紀行文「おくのほそ道」を残しています。
散歩を極めて、日本全国歩いて旅することを最終目標にしてもよいかも。