Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

早起きするにはまず目的を明確にしなければなりません。

 前回のあらすじ

 せっかく早くに目覚めるようになったのに、布団の中でモフモフ1時間も無駄に過ごしてしまうくらら。目覚めたらすぐに活動できるための方法っは何かないのか。Kindle Unlimited会員となったくららは早速、朝活関連の本を1日読みあさりました。そして出した結論は・・・

clara-stoopman.hatenablog.jp

 前回の記事の続編記事のようなものです。 

 早起きや朝活の本は健康系とギラギラ系(成功・起業)とキラキラ系(夢叶系)にわかれます。健康系意外は精神論やざっくりとした手順ばかりで、わたしが求めている目覚めた後の活動に関する情報を探すのは難しいと思っていました。10数年間睡眠問題と戦ってきたので健康系の知識はそこそこ得て、ほとんど実践してきました。でも、なぜ目覚めた後にすぐ活動できないんだろう、きっとわたしはまだ何かを見落としているのかも、そう思いながら読みあさりました。

 結論から言いますと、わたしには「何をどうして誰のために何がしたいのか」そこが不明確ゆえ、朝活動する時間を増やす覚悟ができていませんでした。つまり、朝早く起きて活動するための動機づけが弱かったということです。

 

 ではひとまず、そう気づかせてくれた3冊の本を紹介したいと思います。ご興味のない方は、また来週!

早起きするための5つの方法と10のコツ

早起きするための5つの方法と10のコツ

 

 あまりおすすめするほどの内容ではなかったのですが、ギラギラ系情報のまとめ本のような軽い本です。おすすめするほどじゃないと思った割にはなぜここで紹介するかと言えば、わたしの屁理屈論を覆すエビデンスを掲載してくれていたから。

 わたしは、この手の本を読むと必ず屁理屈を並べます。夜型人間でもデキル人がいるんだから「朝型=成功者」ではないやん!といった負け犬の屁理屈です。その屁理屈も言えなくなるほどの統計結果は次のとおり。

 朝型の人は夜型の人より年収が高く貯金額が多い傾向にあるが、夜型の人は朝型の人よりIQが高い傾向がある

 なるほど、夜型にもデキル人がいると思えていたのは、夜型のIQが高い人たちが結果を出して成功しているからだったのだなと納得した訳で。

 結局、凡人のわたしが年収を上げよう、結果を出そうと思ったら、やっぱり朝型になるしかないわけですね?あー納得、なわけですよ。

朝8時までの習慣で人生は9割変わる

朝8時までの習慣で人生は9割変わる

 

 経営コンサルタントの視点から書かれているため、ギラギラ系に分類される内容です。資産の話や、経営に関する情報や、セミリタイヤに関する具体的な情報は、正直わたしにはまだ早いと思われる内容でしたが、これからの時代は複数の収入源を持つことの大切さや、資産の中でも「お金を生み出す本物の資産」が重要であることに気づき、自分の生活の中で「純資産はどれかなー?」と意識するようにりました。大きな成功にこだわるつもりはないのですが、できるだけもう無駄なものは排除したくなっているわけで。

  1. できる人の早起きテク&朝時間の使い方
  2. 年収を10倍にする方法
  3. 仕事のスピード・成果を10倍にする方法

 以上の3章からなります。

 朝の活動に関する情報で得られたことは、「ワクワクするような明確な目標を立てよう」ということでした。

 つまり、わたしには心からワクワクするような目標と行動目的がないから、朝目覚めても布団から出ずにモフモフしてしまう。ただ日記やブログを書きたいなーという具体性に欠けるふわふわした意識が、モフモフした癒しに負けてしまっていたということなのです。

朝の余白で人生を変える

朝の余白で人生を変える

  • 作者:池田 千恵
  • 発売日: 2016/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 10数年前に羨望の眼差しで見ていた「4時起き」のハッシュタグ、その仕掛け人の池田千恵さんの本です。ギラギラ系でもなく、キラキラ系でもなく。地に足ついた女性の視点は、不思議と引き込まれてしまいました。働く女性、子育てしている方全員に読んで欲しいと思いました。

 帯に記載されているコピー「朝のひと時は自分のための余白の時間」も印象的です。

 章立ては以下の通り。

  1. 人生に余白
  2. 身体に余白
  3. 仕事に余白
  4. 勉強に余白
  5. 人間関係に余白
  6. 家庭関係に余白

 朝時間だけでなく、わたしが求めているシンプルライフにつながる思考や意識を変えるヒントが多く掲載されております。

 これからの時代は、いかに人とつながるかということよリも、いかにつながらないかということを意識して、自分とつながる時間を大切にすることが重要とのこと。アクティブな孤独時間を楽しむ「朝のひとりの時間」と、「夜はみんなとの時間」を楽しむなど、そのメリハリが1日の達成感や充実感につながるそうです。

 このような仕事や人との距離を上手に取るために必要な「余白」の取り方・考え方は、働き方改革につながる意識を変えてくれる一冊です。

 朝起きるための意識改革としては、先述の本と重なりますが、朝起きてすることの目的意識を明確にすることです。

 朝早く起きて書くブログや、取ろうとしている資格は、誰のため?何をするため?趣味なの?仕事なの?収入はどのほど上がると見込めるの?そして、それは本当に自分がしたいと思っていることなの?埋没費用(投資して得た資格や学びだけで回収できていない費用)だから執着しているだけじゃないの?的なことを考えさせてくれる内容です。

 

 結局モフモフタイムに負けているということは、自分の体がまだ癒しを求めているってことです。したいと思っていることのワクワク度が、モフモフより低いってことだったんです。

 漠然としてるけど、何かが見えてきたから朝活したいと思ったのですが、その先を掘り下げることもせず、朝早く起きることで先に進めるかもしれないと期待していたのかもしれません。そうじゃ、ないんですね。自分の目標を掘り下げるから先に進もうとして朝から活動したくなるのですね。

 わたしは早起きしてブログを書いたり、資格を取るための勉強時間をもつことで「何」をしたいのでしょうか?早起きする前にまず、そこを落とし込まなければならなくなりました。うーん。やっぱり自分と向き合うことにつながってしまうのですね。

 朝活を始める前に、自分の本音と向き合うことをしなければならないようです。

 テーマはワクワクです。

 

 さーて、来週の・・・

エンディングジャンケン「ちょき」

 

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