Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

目覚めたら、まず自分のカラダの声を訊いてみる。ただそれだけ#484

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自分のカラダと向き合う方法の一つとして、「マインドフルネスイーティング」を知った。

 

clara-stoopman.hatenablog.jp

 

 なにをするにも五感をフルに使うのは、最初はメンドクサイかったけど、慣れてくると面白い。ただ、若干時間がかかることだけが気になるだけだが。

 丁寧に暮らすって、こういうことなんだろうなと、たった一日実践してみただけで知った気になるもので。

 でも、それはただ単に自分の感じたことに向き合うだけであって、カラダと向き合うことにはつながっていないわけで。

 どうやったら自分のカラダの声を訊けるのか。

 調べるのもめんどくさくなってきたので、自分が知っている知識の中で独自に応用してやってみることにした。

 朝目覚めたら、まず自分の体に手を当ててみる。ただそれだけ。

 手を当てた場所と手に集中をする。手が触れられている場所はどんな感じがするのか、逆に触っている手はどんな風に感じるのか。

 そんなことでもしなければ、自分の体の調子を知ることができないの?と思うかもしれないけれど、悲鳴が上がる前に気づくって結構難しいもので。

 痛いと思ったらもう、薬を飲むか医療の助けを得るかどっちかなわけで。自分の自然治癒力なんて、痛いという苦痛に負けて発動できない。

 そうなる前になんとかしたいから、自分のカラダの声を訊きたい。そのためにと思いついた方法が、「手を当てる」だった。

 全身くまなく触っていたら時間がかかるので、ヨガで習った「チャクラ」の場所を中心に触ってみる。

 頭頂部 
 意識を集中するために、深い呼吸もしてみます。触った感じはじんわりといったところ。触られた感じは、すーっと抜ける感じ。若干耳の後ろがカチコチなような?

 目のまわり 
 顔半分を手のひらで覆ってみると、眉間がムズムズ。目の奥がじんわり。触っている手もムズムズじんわり。

 首まわり
 軽く触っているだけなのに、触れられると圧迫感で苦しい感じ。でも触っている手は何も感じない。

 胸と背中 
 触っている手は暖かいのに、触られている胸は暖かくも冷たくもないから不思議。

 おなか周り
 胃に意識を向けた瞬間。胃が苦しい。手を当てないと気づかないレベルだけど苦しい。なにが苦しいかって、胃の周りにある脂肪が邪魔して胃が動きづらくなっている感じ。

 下腹部まわり
 胃よりももっと苦しい感じ。腸の中も、腸の外もカオス。触っている手は何も感じない。っていうか、腸に触れているという感覚が届かないほど、お肉が邪魔している感じ(笑)。脂も糞も詰まってますって感じ。

 お尻まわり
 じんわりと温かいけれど、鼠径部の圧迫感が強くて辛い。股関節のストレッチをしてあげたい。

 どうやら、私の胃腸はヘルプミーと言っているらしい。実際にカラダから声が聞こえてくるわけではないので、結局感じたことをなんとなく受け取るだけなのだが。

 こうやって自分の体のレスキューをキャッチしてみると、確かに最近酒が増えたな、とか揚げ物多かったな、とかいろいろ瞬時に思い当たることが浮かんでくるわけで。

 そんなことしないとわからないものなのか?とおもいつつ、手を当てただけでこれだけの情報を得られるものなのかと驚いたりもした。

 実際終わった後で、股関節のストレッチと、胃腸を労わってあげようと思えたのだから、効果はあったわけで。

 目が覚めたら触ってみる。寝る前でもいいのかもしれないが、目覚めの方がカラダの本音を訊けるような気がする。休んだはずなのに、まだこんなにどんよりしてるの?みたいな。

 何も感じなければ、それはそれでOK。感じることが大事なのではなく。カラダの声を訊こうとしていることがきっと大事なのだから。

 テレビで見たハンドパワーなんてインチキクサいけど、自分のハンドパワーは信じてみる価値はあるかも。

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