ただそれだけ。そう思えるようになったら人生ラクショウ!#483
自分のココロやカラダが辛い、いやだと言っているのに、無視して頑張ったり、規則正しく生活したり、ちゃんとすることも「セルフネグレクト」じゃないのか!。
やる気が出ないときはやる気が出ないという自分のココロとカラダを無視しちゃイカン!といった内容の記事を、書いた。
じゃぁ、具体的にどんな風に自分のココロとカラダの声を訊きゃいいのだろう?そう思っていると「マインドフルネスイーティング」になどりつくわけで。
「マインドフルネスイーティング」とは、五感をフル活動させて食事をすること。食事に集中できる環境を整え、食材を目の前にしたら食べる宣言をし、食材をよく観察し、においを嗅ぎ、口に入れ味、触感を感じて、咀嚼音を聞く。ただそれだけ。
詳しくはこちらの記事を参照。イラスト付きで分かりやすい。
正直、瞑想って胡散臭いと思っていた。
ヨガやレイキの呼吸法は習ったことがあり、時々日常生活に取り入れてはいたが、瞑想ってどこか宗教染みてスピリチュアルというか、オカルトというか、“そっち寄り”な行為だとい思っていた。100%偏見、無知とは恐ろしい。
ただ単に五感をフル活動させて、自分のココロとカラダに向き合うことを「マインドフルネス」ってことを初めて知った。
そんなの、わざわざ鎮座して瞑想しなくても、空を見ながらでも、歩きながらでも、ご飯を食べながらでもできるではないか。
五感が過敏な私は、どちらかというとシャットアウトすることに注力しがちになるが、フル回転させることは得意である。
まわりから見たらきっとぼーっとしてるように見えるんだろうが、本人の五感はフル回転!意識は目の前のことに集中する。得意分野と聞くと、急に好感度が上がるから不思議だ。
今の状態に五感を研ぎ澄まし、ジャッジせずに感知した情報を受け流す。ただそれだけ。
五感を使って空写真撮影。五感を使った朝散歩。五感を使った食事。五感を使った入浴。なんでもかんでも五感を使う。なんなら、トイレだって五感を働かせちゃう。
五感を使った排尿ってなんだろ?尿意を感じて?尿が臓器を通過する感触?放尿する感覚、におい?さすがに味覚は使えないか。
ただ、なぜ今たくさんのマインドフルネス瞑想の本や講座や教室を目にするのかというと、きっとこの情報を「受け流す」ことが難しいからなのだろう。
受け取った情報を快と不快に仕分けて、さらに楽しいとか嬉しいとか悔しいとか妬ましいとかに分類して、最終的には執着してしまうのが人間だ。
執着せずに手放す、受け流す。
目の前にあるものも、起こった出来事も、感じたことも、すべて「ただそれだけ」
そんな風にできたら、きっとココロもカラダもラクになれるのだろう。
さっそくわたしも実践。
目の前の体重計の数値が昨日より増えている。ただそれだけ。うん、それだけ…