Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

STAY HOME「オンとオフ」の切り替え上手になるべく部屋に模様替え

 先日、息子が徐ろに模様替えをしました。どうしたものかと尋ねたら、「家でネタが書けないから…」と言います。普段はカフェなどで書いていましたが、緊急事態宣言を受け外出を自粛中。せっかくのおうち時間なのに、くつろぎの場と仕事場が一緒になっていると、どうしても思考回路がくつろぎモードに引っ張られて、果て寝てしまうという状態に嫌気がさして、一念発起したようです。

 では、その苦肉の策をご覧ください。

息子の部屋

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息子部屋入り口

 以前この衣装棚は、壁際にあったので開放的な6畳間でした。なのに、くつろぎ場と仕事場を分けるためにこんな状態に。この衣装棚の奥にネットとロールスクリーンがあり、部屋を2分割しています。

息子部屋 癒し処

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息子部屋癒し処

 息子は、元からおうち時間を大事にするタイプ。テリトリーには愛着があり、7割がたベットの上にいると思われます。相変わらず布団がグチャグチャですが。

 箱ティッシュが衣装棚横のネットにかけられていたので「ティッシュはベッドサイドじゃねーのかよ?!」とツッコミを入れたところ、余裕の顔して「これくらい片足で立ち上がれるだろっ!」と、何度も素早いジェスチャーを見せてくれました。

息子部屋 仕事処

 では、仕事場へ・・・。息子は、まだ無名ですが芸人です。希望したわけではないのですが、ネタを書く担当になっています。文章能力は皆無と思われますが、視点が面白い子だなーと、学生の頃から思っていました。ネタとしてウケるのかはわかりませんが…。機会があったらライブに出向き採点してやってください。いつ再開するんだろう。早く終息してほしいです。

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息子部屋仕事場

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息子部屋仕事場…え?ネカフェ?

 気が散るからと、極力視界に何も置かない状態を維持するそうです。夏になったら、風通し良く空調維持のため、目の前のネット奥のロールスクリーンを開けるそうですが…癒し処のベッドが目に入ってしまうじゃないかい!

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刑務所かよ

 どんなネタが生まれるのか、乞うご期待。

 

 便乗して、わたしもおうち時間満喫のため、オンとオフを切り分け大作戦! 

ダイニングキッチン

 息子の部屋を出て、廊下を抜けるとそこは雪国、いやダイニングキッチンだった。*1

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キッチン

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角度を変えて、キッチン

 前はカウンターテーブルをセンターに置き、食事はそこで取っていました。息子の部屋に椅子を1脚奪われたことをきっかけに、窓際へ移動。わたしのおうち時間「お昼休憩」の場となりました。せっかくなので、このブログも朝のコーヒータイムでここで書くことにします。

 2人で食事する場合は、わたしの部屋で食べます。

わたしの部屋

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振り向けばわたしの部屋、癒し処

  丸テーブルで仲良く食事をとります。会話はあまりありませんが、共通のお気に入りYouTubeチャンネル「釣りよかでしょう」を観ています。

 普段からわたしもYouTubeばかり観ています。最近はニュースも配信してくれるので見たいニュースだけ見れ、ネガティブなニュースを受動閲覧してしまうことがないので助かります。ドラマや映画などは、見逃し配信「TVer」と動画配信サービス「Amazonプライムビデオ」「Hulu」を、古いiPad miniにて鑑賞し、おうち時間を楽しんでいます。

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手前が癒し処、奥が仕事場

 写真手前のソファーが、折り畳みのパイプベッドです。

 会社からの貸し出しパソコンを持ち込み、在宅勤務をしています。モニターがわりに滅多にスイッチを入れることがなくなったテレビと接続し、ノートパソコンとの2画面での作業です。書類は、作業上紙で確認した方が効率の良いものだけを持ち込み、あとはPDFなどのデジタルデータです。承認はメールで可能なので、押印出社はありません。

 不思議なもので、会社のものが部屋にあるというだけで、その一角は「会社」の空気になります。せっかく100%楽しめる「おうち時間」なのですから、キッチリとオンとオフのスイッチはスペースで切り替えます。おうち大好き!残業なんてしたくないから、効率もアップです(笑。

あとがき

 コロナが終息し、緊急事態宣言も解除されれば、息子はまたネタを書きにカフェなどに出かけ、ブクブク太った体を絞りにジムに行くことでしょう。

 わたしは相変わらず「おうち時間」を楽しむと思いますが、外出自粛をきかっけに、働き方と生き方を考えるきっかけになりました。今では「歩けるうちにいろんなところに出向こう!」「やれることを、やれるうちにやろう!と思い初めています。

 おうちも大事。おそとも大事。何事もバランスが大事だったんだなって。

 

お題「#おうち時間

*1:「雪国」川端康成の冒頭「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」

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