Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

アフターコロナのライフスタイルを見つけるために、はじめるよ、しあわせ練習帳

 コロナ禍に入り、気づけば在宅勤務になって半年が経ちました。わたしの勤める会社では、社内規程がアフターコロナ仕様に変更され、このままテレワークも見据えた規定にどんどん変わっていきます。
 運良く自分専用のPCもノートパソコンに代わり、二足の草鞋(会社=デスクトップ+自宅=貸出ノートパソコン)ではなくなり、快適です。
 
 在宅ワークやSOHOという言葉が出回った20年前に、憧れれていた「おうちで仕事」です。一度は経験してはいたものの、結局「家事」「育児」「仕事」「趣味」の両立ができずにボロボロになってしまいました。家族形態と時間単価の違いが大きいと思いますが、今回は充実しているかも。
 
 時代は在宅やSOHOから、ノマドやコワワーキングへと進化し、連絡手段やコミュニケーションスタイルも大きく変わりました。データのやりとりはファックスかメール、容量が大きいとCD送付だったのが、今やメールかクラウド共有で済みます。打ち合わせもオンラインミーディングが主です。
 会社勤めで一番辛い「会社の行事」でさえ、ライブストリーミング配信です。偉い人の話を聴きながら自分の作業が出来るのは、この上なく効率がよく至福でしかありません(笑)
 
 そのかわり、ちょっとした息抜き会話や確認会話がなくなってしまい、その簡素な交流に心細さを感じることもあります。煮詰まった時など、ふと襲ってくる孤独感に苛まれ、自分を見失いそうになる夜もあります。
 コミュニケーション能力も臨機応変に対応して、進化させていかなければなりません。いろんな意味でここ最近は何かと変化・変容、人生の大きな節目にいるような気分です。
 
 わたしには人生の節目に開く、メンターのような本が一冊あります。それまでは、夢や目標が叶えば幸せになるなれると信じていたけれど、この本に出会って最初に抱いた疑問は「しあわせって練習しないとなれないの?」でした。 
f:id:clara-stoopman:20201003184222j:image
 
 「みつを」は、言ったさ。
ーしあわせは自分のこころが決める。
 
 しあわせになることを決断するためには、ちょっと練習がいるらしいということに、その時気づいたのです。
 
 20年近くも前に出版されたこの本は、自分自身に気づくためのコーチング練習問題と、いくつかの参考書が紹介されています。最初は、最後まで練習問題をやり終えることができずに何度も何度もやり直しして、最後までやり終えるのにだいぶかかってしまいました。しあわせ初心者だったわたしは、結構ハードルが高かったように思います。
 
 その数年後、人生最大の危機を迎え、もう一度本気で取り組まなければ後がない!という状態になった時に再挑戦。仕事をやめ、のんびりと人生を見つめ直す日々の中で、新たな気持ちで練習問題に取り組みました。
 
 あれから、10年以上が経ちます。しあわせに慣れきってくるとありがたみを忘れてしまったり、ライフスタイルが変わると、しあわせの形も変わります。定期的にメンテナンスが必要なのかもしれません。
 
 似たような本で「ずっとやりたかったことをやりなさい」という本があります。クリエイティブな人生を送りたいと思っていた頃に、取り組んだことがありますが、アーティスト視点が多く、何か大きな夢や目標がないと気後れしてしまうボリュームでした。確かにやりごたえはありますが、手に入れるのはしあわせではなく、どちらかというと成功に近いような気がしました。
 
 この本はもっと身近で、思考や行動を変えることで見えてくる自分と、それによって得られるしあわせに気づくための練習帳です。
 
 このたび、アフターコロナ、ウィズコロナの「これからのライフスタイル」を見直そうと心に決めたので、生活改善・人生改善をするために取り組んで見ることにしました。3度目の挑戦です。
 
 練習問題は全部で43個。
 
 毎日とはいかないかもしれませんが、練習問題に取り組む様子をブログに記録していきたいと思います。
 
 お付き合い&見守ってくだされば幸いです。
 
 
TOP