Watana Bear's journey of life

旅するしろくま

朝バナナ 理想の生活と息子の成長と時々クサいこのブログ

 最近は目覚まし時計を朝5:55にセットしている。

 iPhoneの睡眠スケジュールをセットしているだけなので、目覚ましと呼べるほどの目覚まし威力はない。自然の目覚めに任せており、目覚めた後はスマホからTwitterを閲覧し自分より先に起きて活動している人の朝空写真を眺めている。

 寒さに負ける日々が続いていたが、ツイッターの朝活・朝空フォロワーさんから元気玉をもらうと、自然と起きだしたくなるから不思議だ。

 言葉を交わすことは滅多になく、いいねのやり取りだけが多い。コミュニケーションと呼べるほどの交流ではないものの、写真や添えられているひとことにその人の生活や人柄を垣間見る。そして、何らかの影響を得る。

 若いころの雑多な交流より、晩年はこういった物静かな有意義な交流が好ましいと思い始める。中高年こそツイッターなのではないかとさえ思えてくるから不思議である。

 

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 写真がメインと思われるツイートに「珈琲を淹れよう」と添えられたその一言に「あ、わたしも!」と、布団から起きだしてお湯を沸かす。そしてパブロフの犬状態に、朝空写真を撮影するために玄関に向かう。

 朝日を見れた日は気分が良い。

 

 水を飲もうと冷蔵庫を開けると、息子が毎朝食べているバナナを切らしていることに気づく。ダイエット中の息子は、朝はプロテインドリンクとバナナ一本を食べてバイトに向かう。今日はプロテインだけかなっちゃうな・・・。朝から開いてるスーパーがあったらいいのにと思ってしまう。

 

 カフェなどもそうだが、24時間営業以外で、早朝営業しているお店はたいてい7時からのオープンが多い。あと一時間早ければ、朝活している人の生活はもっと有意義なものになるのに、と思うと同時に朝から働いている人に対する感謝の気持ちがこみ上がる。

 ふと24時間営業の代表選手、コンビニエンスストアのことを思い出す。あぁコンビニにもバナナは売っていたっけなと思い出し、散歩がてらバナナを買いにコンビニへ行くことにした。

 

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 私の理想は、その日暮らしである。

 大型家電はもちろん、冷蔵庫の要らない生活をしたいと思っている。その日の食糧は、その都度調達する生活。人間も昔、狩りをし、その都度食料を調達していた時代があるではないか。そういう意味では原始的なのかもしれない。コンビニでの買い物は狩りではないけれど。空想でしかない遠い昔に思いをはせながら、現代版原始的生活を想像してみる。

 その日暮らしを基盤とするならば、1階がコンビニになっているマンションに住むのが最適という決断を下す。ものを持たない代わりに、いつでも必要なものを買いに行けるコンビニが1階にある暮らし。贅沢すぎる。毎朝コンビニ飯では侘しいので、カフェや立ち飲みバー的な店が隣接しているとなおよい。

 

 もし、無制限にお金があったら何に使いますかと問われたら、断然こうこたえる。マンションを建て、1階にコンビニと昼はカフェで夜はバーに変わる店舗をテナントとして入れる。最上階はコアワーキング的なレンタルスペースと、屋上は木陰ができる一本の立ち木と芝生敷きにして、リフレッシュスペースにする。2階部分は、個人企業向け貸店舗や貸事務所にして、マッサージやネイルショップなどがあればしあわせ。

 わたしといえば、不動産収入で不労所得。きままにブログを書いたり、相棒のワンコと旅に出たりの放浪人生。

 あぁ、なんという贅沢な生き方。あぁ、マンション経営をするための資金が欲しい(笑)

 

 理想の生活を思い浮かべながら、部屋の中を見渡すと、まだまだ物があふれていることにうんざりし、断捨離欲が湧いてくる。週末は、断捨離をしよう。

 

 最近息子も断捨離をしているようだ。もともと物を持たない性格だが、23年の人生の中で3度目のリセットとなる。1度目は高校を卒業し専門学校へ入るために上京した時。2度目は専門学校を卒業した時。そして、3度目の今である。2-3年ごとのリセット。十代二十代の成長には、程よいスピードだと思う。

 息子はあまりマメに読書をする方ではないが、高校時代から愛読していた本を「もう卒業したから」と言って処分しようとしていたところ、わたしの中の本の虫がちょっかいを出す。「ちょっと文献拾わせろ」そういって拝借してきた。

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 今週末はEvernote内の「文献」noteブックに、カチャカチャと文献を打ち込もう。その文献は、はてなブックマークの「あとで読む」と同じように、けして後で読むことは滅多にないのだが、密かなわたしの財産だと思っている。

 

 永遠に金になる財産ではないけれど。経験や思い出と同様に、本当の意味での財産って、金には変えられないもんだろう?しかも、こんなのは大抵他人にとっては無意味なもんだったりするだろう?なぁ、そうだろう?

 

 安い流行り曲みたいなメッセージを、安くて他人にとっては無意味なこのブログから発信していこうじゃないか(笑)

 

 今日は朝から安いうえに、ちょっとクサい。

 秋空は空気が澄んでるから、すぐさま浄化されることを願って。

 

 「東京タワー オカンとボクと時々オトン」風にタイトルをつければ許されると思ってる。

 全然語呂はあっていないけれど。

 

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

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  • 発売日: 2014/08/13
  • メディア: Prime Video

 

  kindle版はないのですかっ(涙)

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)

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